ある人との出会いが、
その人の一生を変えることがあるように、
ある馬との出会いが、
僕たち夫婦の生活を変えようとしているのです。
・・・というよりも、もう僕たちの生活は変わりました。
その馬は「あんず」という名前です。
日高の新冠町にある、小さな牧場で生まれました。
生まれた直後から、母親のモミジのあとを追って
何度も外乗について回りました。
その後、日高の「ケンタッキーファーム」という
観光牧場で第2の人生を送ることになりました。
6歳の頃、観光不況の中、この観光牧場は倒産しました。
清算事業団の方の計らいで、1頭も殺処分されることなく
ここの馬たちはそれぞれの場所へ引き取られました。
あんずは九州の霧島ホーストラストへ引き取られ、
第3の人生を生きることになりました。
どういういきさつがあったのか分かりませんが、
あんずはその後、淡路島にある乗馬クラブへと
引き取られました。
ここでは外乗馬として活躍する予定でした。
けれどもあんずは近くにいた「牛」に驚き、
背中の上の人を振り落とし、外乗馬ができなくなったのです。
そこで、練習馬としての調教をしっかりと受けて
第4の人生を練習馬として歩むことになりました。
淡路にある乗馬クラブが京都府内にも
乗馬クラブを開設することになり、
あんずは兵庫県の淡路島から
京都府へと転厩となりました。
そこで僕たちとあんずが再会するこができたのです。
日高のケンタッキーファームで会ったのを最後に
約3年ぶりの再会でした。
それからもう3年が経とうとしています。
ヨメは、毎週のようにあんずに乗って駈け回っています。
ここの乗馬クラブのレッスンは、部班制ではなく
インストラクターひとりにつき、マックス3名までの
マンツーマンに近い教え方をしているのです。
そうすると、レッスン内容が、部班より充実したものになり、
内容の濃いレッスンになります。
レッスン内容等は、他の日のブログをご覧くださると
少しは理解いただけるのではないかと思います。
あんずとの出会いは、僕たちの夢や希望、
そしてこれからの生活を変えようとしています。
いろんな意味で、多くの現実を教えてくれるのですが、
ひとつひとつをクリアしていくと、必ずその先には
喜びと安心があると確信しています。
あんずとの出会いは一言では言い表せないほどの
財産を与えてくれたのです。
そして、それが今も、これからも続いていくことでしょう。
コメント
いいですね〜。自馬を持つことは夢の夢です。私は夫と60才で乗馬を始め、あと何年続けられるかわかりませんが、この数年本当に楽しく充実した毎日です。この年になってこんな楽しい時間が持てることに感謝、感謝です。
本当に楽しい時間を持てることを感謝しています。
僕もあと何年続けられるか分かりませんが、馬とのかかわりは、これからもずっと続けていきたいと考えています。
夢の実現のために、これからも前を向いてしっかり歩いて行きたいです。
年齢に左右されることなく続けられるのは、馬とのかかわりが一番なのかも知れないですね。これからもいっぱい楽しみたいですね^^