昨日見たスポーツ紙に
ちょっと感動した
とても良い記事がありました。
今日はそこからご紹介します。
以下は
4月27日の『デイリースポーツ』からの引用です。
武豊に救われた馬が今週新潟で復帰戦へ
日曜新潟9Rに出走を予定しているハヤブサプリプリ(牝4歳、美浦・藤原辰)は8カ月ぶりの骨折明け。前回、札幌の競馬を競走除外になった時は右肩ハ行の診断だった。「ユタカ(武豊)が返し馬で異変を感じて、輪乗りの時に周りのジョッキーにも歩様を見てもらったようだ。もしレース中の骨折ならもっと重症だっただろう。今思えば好判断だった」と藤原辰雄調教師はナンバーワンジョッキーのジャッジを称えていた。デイリースポーツオンラインより
馬の異変を「返し馬」で察知したことも
とても素晴らしいことですが、さらに
その後の輪乗りの時に
他のジョッキーに歩様を見てもらった
ということです。
一緒に輪乗りをしている
同じ馬乗りの仲間たちに
自分の乗っている馬の状態を
客観的に見てもらい、
それに協力した馬乗りの仲間たちの助言によって
その馬をレースに出さずに怪我を発見できたことが
本当に素晴らしい連携だったと思うのです。
馬を大切に思っている仲間たちだからこそ出来た
とても良い話だと感動しました。
ほんの少しだけ
馬に乗っている者として思うには
馬の歩様の異常は
なかなか気付けるものではない
そう思うのです。
異常を発見できただけでもファインプレーだと思うのですが
それ以上に、輪乗りの時に同僚のジョッキーたちに
歩様を見てもらうなんて
お互いの信頼関係を表していると思ったのです。
馬を大切に思っている者たちの連携で
馬を救うことができたということに
とても感動しました。
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競馬の世界で
馬は経済動物と言われることがありますが
ひとつひとつの馬のいのちが大切にされますように
そう願わずにはいられません。
馬を大切に思う人が
ひとりでも増えますように。
そして、
馬と親しむ人が
ひとりでも増えますように
心から願っています。
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