あんずもヨメも、
なにをかくそう、午年(うまどし)生まれなんです。
ということは、両方とも、年女ということになります。
占いには、僕はあまり縁がありませんが、
ウマ年でも特に丙午(ひのえうま)生まれのヨメは
強烈な個性を持っているのです。
ヨメは、長いこと小児科の仕事をしていたので、
子どもの心をつかむのが天才的に上手なんです。
僕は、子どもが大きくなったのと、たいして変わらないので、
僕の心もがっちりわしづかみにされたのであります。
そして、ヨメは子どもの頃から毎週土曜日は吉本興業の
「新喜劇」を見て育ったので、ギャグのセンスもぴか1です。
さらに、人を笑わせるセンスも抜群です。さすが大阪人!
ウマも人を笑わせてくれる天才なのをご存じでしょうか?
時々、人の理解を超えた行動をやってくれるので、
時にはあまりのおかしさに、笑い転げることがあります。
あんずの「エアー前掻き」もそうですが、
「だるまさんがころんだ」をやると、たぶん楽しそうです。
信じられないくらい、だらけた姿をしていることもあります。
ウマは人と一緒にいたいと思ってくれる動物です。
褒めて育てると良いと、よく聞きます。
褒めて育てるのは子どもも同じではないでしょうか。
マイナスの部分を叱るよりも、
プラスの部分を褒めて伸ばすのです。
プラスの部分が多くなると、
マイナスの部分が隠れてしまうのです。
そういうことをさせると、ヨメが得意なんですね。
子どもを褒めて育てるように、
ヨメはウマに接しているのです。
そういう意味で、あんずとヨメの関係は
とても良い関係で、騎乗している姿を見るのは
それはとても楽しいものです。
かといって、マイナスの部分を叱ることを
おろそかにしているわけではないのです。
時々、鞭の音が「バチコン!」と
ヨメのいる馬場から聞こえるときがあるのです。
ひやあ。びっくり。
以前、ヨメはあんずへの鞭は1日3回と決めていた
ということですが、今はそれもなくなったみたいです。
ウマと良い関係を築くことは、
とても大切なことです。
先日も
「乗馬とは、馬と会話すること。」
について書いてみました。
馬との会話はとても難しいことですが、
今必死で取り組んでいるところです。
なかなか目に見えての上達はしませんが、
ほんの少しずつ、あれこれと取り組んでいます。
筋肉痛からは、相変わらず離れられませんが
しんどいけど楽しいんです。乗馬は。
乗馬は意外に体力を使いますが、
それ相当の楽しさと癒しを与えてくれます。
どうか乗馬を楽しむ人がひとりでも増えますように。
どうか馬との生活を始める人がひとりでも増えますように。
こころから願っています。
コメント
うちの嫁も丙午の年女で、強烈な個性の持ち主です。
ただ馬にはめっぽう優しく毎週騎乗しているカカロットに昨日も人参と黒糖をたっぶりあげてました。
乗馬は乗る度に新しい発見があり、親子三人でハマってます。
僕の知る限り、丙午は個性の強い人が多いみたいですね^^
愛すべき存在ですね。
「乗馬は乗る度に新しい発見があり」 本当にそうですね。
しんどいと感じる時もありますが、新たな発見に感動ですよね。
親子三人での乗馬、楽しんでくださいませ。