サラブレッドのような競走馬は、
横になって眠る場合が多いのだそうです。
その理由は、外敵に襲われないという
安心感が身についているからなのだそうです。
考えると、かわいいですね。
一般には、馬は立って眠る場合が多く、
睡眠時間も人間のように8時間ぐっすり寝込むことはなく、
短い睡眠の連続のようです。
馬は、長い世代にわたって、肉食動物のような外敵から
身を守るための習性が身についているのだそうです。
同じように、馬は外敵から身を守るため、
集団で暮らす習性があったのです。
それが、1頭で馬房に入れられてしまうので、
不安になって寂しがる馬もいるのです。
だれかさんに似ているのかも?
そうした馬のために、厩舎に犬や猫、鶏やウサギなどの
小動物を入れて一緒に飼うことが、昔からよく行われてきました。
食用卵や、飼料に入り込むネズミの駆除などには一石二鳥ですよね。
馬自身も本来は気の弱い動物ですから、
こうした小動物をいじめたり、殺したりすることも少なく、
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結構心理面で、良い結果を得ているようです。
馬のための、アニマル・セラピーでしょうか。
癒しを与える側にも、まず、癒しが十分に与えられる必要があるのですね。
今日の内容は、下記の書籍を参考にしました。
馬と人とのもどかしい距離を埋めてくれる、一冊の本を紹介します。
早坂昇治 著 緑書房 刊
『馬たちの33章–時代を彩ったうまの文化誌–』
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