今年はアンカツに始まりオルフェで終わった。

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皆様にとって、2013年という年はどんな年だったでしょうか。

 

僕は、やっぱり馬との濃い時間が多かったです。

 

2013年の新年早々に、アンカツの引退の知らせが入り、個人的に応援してきたのもあって、とても残念でした。

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彼は早生まれですが、僕と学年が同じなので、僕にとっては同い年の中年の星でした。

 

毎週5キロの減量と戦ってきたと聞いています。どれほど大変なことだったのか、想像がつきません。

 

僕のようなちょいメタボの人間からすると、死ぬほどつらい減量をしなければならないように思うのです。

 

アンカツのことは、亀谷敬正氏の8年間の取材による『安藤勝己の頭脳』にぎっしり書かれていますので、一読をお勧めします。

 

 

 

乗馬では、僕は初めてスランプになりました。一つ上のレベルに上がるために、自分の騎乗の仕方をリセットする必要があったのです。変なクセを修正しなくてはならなかったのです。

 

幸い、落馬もなく次のレベルが見えてきたのはよかったですが、半年以上も似たようなレッスンが続いたのにはまいりました。

 

継続することの中から、やっと見えてくるものもあるんですね。なにも見えてこないと思えても、なにがしかの意味があって、やがて自分の身についていくのだ、ということがすこしだけ理解できたように思います。

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でも、これも大切な家族の一員の馬を幸せにするための訓練なので、今になってみると、あまり苦にはなりませんでした。

 

 

 

 

春も夏も秋も冬も、リンゴとにんじんを持って毎週何度も乗馬クラブへ通いました。

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幸せなかぎりです。僕は冬でもシャツ1枚にプロテクターで騎乗しています。おかげさまでここ数年は風邪をひいてないです。

 

 

 

 

毎週土日は楽しい競馬中継をよく観ました。

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第4レースに多い、障がい競争を夫婦2人で応援していて、障がいレースのある日は必ず観ていました。

 

思わず障がい馬の調教も調べてアップしました。障害飛越の調教ってどうやるの?

 

何度観ても、これは素人にはできない!プロ中のプロだと思うのです。

中でも個人的に熊沢重文騎手を応援しています。やっぱりおじさん騎手を応援してしまうのは、歳だからでしょうかね。先日の中山グランドジャンプも惜しかったです。

 

 

夏にはディープブリランテに会えてよかったです。

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3年前に会いに行ったブライアンズタイムや、最愛のトウカイテイオーなど、心に残る馬たちが、今年も天国へと旅立っていきました。

 

人間のように言葉が話せるわけではないので、どこが痛いのか、どうしてほしいのかが分からないのがつらいところです。

 

でも、最後はグルーミングスタッフがついていて、手厚いケアを受けていたのでしょうから、幸せな一生ではなかったかと思うのです。

 

たった1頭でいいから、手厚く心を込めて、愛情をたっぷり注いで一緒に生きていたいと願う人が増えますように。

 

 

人間でも老後のケアは人によって違うように、馬もそれぞれ違うのだと思うのです。最善をつくせるスタッフが、ひとりでも多くいますように。

 

 

今までは人を世話する立場が多かったのが、世話をされる立場に近くなると、考えることが、少しだけ変化するようです。

 

幸せな一生を過ごすことができる人や馬が増えることを望んでいます。

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