乗馬は歳をとってもできるんです。
なぜかというと
乗馬のオリンピック選手は40代50代が当たり前です。
前回のロンドンオリンピック乗馬には法華津さんが71歳で出場しました。
たとえば
私が所属している乗馬クラブには
還暦過ぎた自分よりも年上の方がたくさん楽しんでいるんです。
つまり、乗馬を楽しむには年齢はあまり関係ない
と言うことができるんですね。
さらに言うと
乗馬の競技自体には、男女の区別がないのです。
年齢も性別も関係なく楽しめるスポーツなんです。
今日が最も若い日!
乗馬というスポーツを楽しんでみませんか?
高齢者の方にこそ楽しんでほしい乗馬
2021年の東京オリンピックですが、
馬術をご覧になった方も多いと思います。
10代20代の選手から50代60代の選手まで様々です。
中でも、
総合馬術団体 銀メダルのオーストラリアには
ボクよりも年上の62歳 アンドリュー・ホイさんが入賞しています。
さらに、この方は総合馬術個人でも銅メダルを獲得されているんですね。
野球でも何でも中高年が一生懸命頑張っている姿をみると
ついつい応援している自分も、
当日は、アンドリューさんを心から応援していました。
さらに入賞されて感動と力をいただきました。
通っている乗馬クラブには高齢者も多く在籍中!
私が所属している乗馬クラブは、夫婦で来られる方が多いのも特徴です。
日常生活の中でも馬の話題から健康のことなど
良いコミュニケーションにつながっていると感じています。
若い方からお年を召したご夫婦まで
見ていていつも「いいなあ」と思うのです。
ところがどっこい、
ウチの場合は他のご夫婦と違った序列があるんですね。
それは
ヨメ>あんず>自分
といった順番が決まっています。
ヤ◯ザ組織のように
上の者が白いものを黒、と言ったら
その通りに従わなければエライことになります。
もう、指を◯めなければなりません。はい。
乗馬は年齢も性別の区別もなく楽しめるスポーツ
馬は頭が良い動物で
「一度乗せた人のことを忘れない」
などと言われます。
騎乗が上手な人はしっかり馬を動かします。
そうでない人に対して、馬はけっこう気を使って動いてくれたりするんです。
難しい経路を回ったり、複雑な動きを指示したり
馬は「次はこうやるのね~」と、忖度してくれたりもします。
馬から見て、相手が男性だから特別どうこうする、というのはなく
乗せる相手が女性だから対応を変えるということは聞いたことがありません。
このように
馬が自分ひとりだけのパートナーとして一緒に運動する
ということは他にはありえないことなんです。
ここが乗馬というスポーツの一番素晴らしいことだと考えます。
スポーツとしては最高!
乗馬を始めた当初は
乗馬は軽い運動量で簡単にできるよね。
なーんて軽はずみに考えていました。
ところが、
これが全然楽ではないんです。
乗馬は全身運動で、
ただしがみついていれば良い、というわけにはいかないのです。
毎回レッスンが終わった後は
夏でも冬でも汗だくになります。
特に髪の毛の薄い自分としては
ヘルメットの内側、頭には大量の汗をかいてしまうのです。
常歩でも一歩一歩、馬の動きに合わせてリズムを取ります。
馬には楽に気持ちよく歩いてもらえるように、
馬の歩様に一緒にリズムを合わせます。
そうしないと、馬の身になって考えると
体を硬直せた人を背負うのに似ていて
めっちゃ背負いにくくて歩きずらくなるのです。
それだからこそ、
馬とリズムを合わせ、心も体もひとつになって
人馬一体に近づくことができるんです。
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