伝説の人、それはヨメです。

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馬房の外から「あんず!」と声をかけると

ニュッと首を伸ばして顔を出してくれるあんず。

 

これは、何年も前からヨメだけにしかしない

あんずの行動です。

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他の会員さんや僕も含めて、

スタッフにも誰にも反応しないのに

ヨメだけにする反応です。

 

食事時にもヨメが呼ぶと、ちゃんと反応します。

 

 

 

そのことが会員さんに広まって

ヨメは、うわさの人になっていました。

 

 

 

 

1年ほど前だったでしょうか。

クラブハウスのベンチに座っていると、

向かいのベンチで会員さん同士が話しているのが聞こえました。

 

 

「ねえねえ、こんな会員さんがいるの知ってる!」

と言って、話し始めました。

 

ある人が、「あんず」と呼びかけると、その人だけ

呼びかけに答えて、あんずが近づいてくれるんだって。

 

その人とあんずって、運命の出会いがあったらしいみたい。

あんず、最初は日高の観光牧場にいたらしいけど、

そこが倒産して九州の牧場へ行ったんだって。

そこから淡路のクラブに来て、その後、京都に来たんだって。

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その人は、京都であんずと再会したんだって。

日高にいるときにあんずと知り合ったみたい。

それからあんずを探していて、偶然に京都にいることが

分かったみたい。すごい出会いね。

 

 

なんて、話していました。

よくぞそこまで詳しく覚えてくださり感謝感激です。

 

それ、探していたの「僕です」と言いたくなりましたが

そこはこらえていました。

 

 

 

 

また、ある時、

洗い場でヨメがあんずの手入れしていると

こんな質問をされました。

「もしかして、あんずが呼びかけに答えてくれる

たったひとりの方ってあなたかしら?」

 

「ええ。まあ。」なんて答えてました。

 

 

そう、ヨメとあんずの出会いは

伝説のできごと」になっていたのです。

・・・と、僕が勝手に言っているだけですが。

 

 

 

そう考えると、僕のヨメは

伝説のヨメということになります。

あんずにギュッ

 

 

そうかあ。いろいろな意味で「伝説」だよなあ。

などと妙に納得していました。めでたしめでたし。

 

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