それも平日の午後でした。
平日は仕事をリタイアした方や、平日が休みの会員さんが多いんですよ。
当然年齢層もボクと同じくらいの方が多いのです。
そんなある日のクラブハウスでのまったりした会話を紹介しますね。
年を取っても出来るスポーツがあって良かった!
「こうして年を取っても、いっぱい汗を流して出来るスポーツがあって幸せだね!」
「そうよね~他では考えられないですよね~」
そうなのです!乗馬は年を取っても出来るんです!
その上、乗馬の競技会には年齢や性別、体重も経歴も関係なくエントリーができるんですよ!
もちろん競技は男女別、年齢別などには分けられていないのです。
僕が50歳になってから始めたのが乗馬です。
早いもので、もうすぐ10年になります!
ヨメと一緒に乗馬を始めたきっかけを紹介しますね。
ヨメと出会った頃、ある馬との特別の出会いがあったのです。
いつか、またあの馬に会えることがあったら上手に乗ることができるように、乗馬をしよう!
この目的のために、夫婦そろって乗馬を始めました。
最初の頃は、メリーゴーランドのようにヒモでつながれた馬の上で、立ったり座ったりの繰り返しばかりでした。
隣の馬場でさっそうと運動している人たちがみんなスーパーマンに見えました。
そのうちに、立ったり座ったり・・・
あ、これは人生ににているな。などと考えたりできるようになったのです。
立ったり座ったり・・・
人生、上昇する時もあれば、停滞する時もあるなあ、と。
うまくいく時もあれば、全然進まなくて嫌になる時もありますよね。
そう考えるようになって、あせらずマイペースで楽しんで乗馬に取り組むことができるようになってきたのです。
特別な馬との出会い
もう14年も前のことになったんです。早いものです。
あれから十数年!(綾小路きみまろ風!)
幸せなことに、嫁は毎週あんずに騎乗することができるのです!
その「ある馬」に会いたくて、毎年北海道の観光牧場へ通ったこと。
観光牧場が倒産したこと。
そこの馬たちがあちこちへと引き取られていったこと。
毎年会いに行っていた「ある馬」を探して探して3年後にやっと見つけられたこと!
そして、奇跡的に再会が実現したこと。
もっと凄いことに、今は毎週会うことができること!
馬が僕たちを乗馬の世界へと誘ってくれたのです!
馬という存在
馬は言葉を話すことができませんが、泣いたり笑ったりするんですよ!
しっかりと感情を持った賢い動物なのです。
「人馬一体」という言葉があるのですが、
人と馬は何千年も前からパートナーとして一緒に生きてきた歴史があるんです。
馬のことをある人は「経済動物」と考える人もいます。
食料として考える人もいるのも事実です。
ただ、残念なのが
私たちの国では「乗馬」というスポーツがマイナーで、
実際に馬に接する機会がほとんどないのが実情ですよね。
馬はとても素直な生き物です。
馬にも個性があって、性格も十人十色、十馬十色なんですよ!
超天然な性格の誰かさんに似た性格の馬もいれば
賢くて頭の良い馬もいます。
同じ失敗ばかり繰り返すボクのように学習が下手な馬もいます。
きれい好きな馬もいれば、汚れも何も気にしないツワモノもいるんですよ!
ただひとつだけ、お伝えしたいことがあるのです。
「馬」という存在と出会ってほしいのです!
お近くにはいないかもしれません。
でも、探してみると必ずあなたは馬と出会うことができるのです!
そして、馬の優しい瞳をのぞき込んでほしいのです。
何かが必ず伝わってくるはずです!
※その時は、馬の持ち主さんに許可をもらってくださいね。
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