みなさんご存知かどうかわかりませんが、馬は泣いたり笑ったりするんですよ。
僕は人間の出している感情を、馬は察知する能力があると思うのです。
そうでなければオリンピック競技で馬術は無理だと思いませんか?
一昨年のクリスマス、有馬記念を最後に引退した名牝のブエナビスタ。
レース直後の引退式に涙を流していました。
全国に放映されていましたので、ご覧になった方も多いのではないかと思います。
これを見たヨメも僕も大泣きしていました。
本当は今年の1月にに子供が生まれていたはずでした。
残念なことに、昨年流産していたということでした(泣)。
牝馬では日本一稼いだ馬で、15億円近く稼いだということです。
それでまた、なんでブエナビスタなのか、というと、
お世話になっている乗馬クラブで
どういうわけか、ブエナビスタと関わりのあったスタッフがいたのです。
乗馬クラブでは、馬に乗る前後には水分を与えたり、グルーミングしながら
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その日の馬の状況を調べ、体調点検をするわけです。
車でいうと、始業点検と終業点検ですね。
乗馬クラブのスタッフとは、いつも他愛のない話をしながらグルーミングするのです。
そこで、あるスタッフや会員さんから失敗談から哲学など、
深イイ話が出てくるのです。
彼が言うことには、牧場実習で名のある牧場へ行ったところ、
なんと本物のブエナビスタのグルーミングをすることになったということですが、
お金のかかっている馬だけに、
なんと20人以上の人が、彼の作業を見守っていた、ということなんです。
へたこくんじゃねーよ! ということなんでしょうね。
彼は「ちょーあせりました。」と言ってました。
深イイ話ではなく、深あせった話でしたね。
画:どさんこP でした
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