乗馬用の道具は本当にたくさんあります。
ひとつひとつの道具を手入れすると、相当の時間がかかります。
乗馬クラブのスタッフの方々には頭が下がります。
今回は、自分が使う乗馬の道具について考えてみました。
乗馬クラブの会員さん同士の会話には、
時々、手入れのことについて話題になります。
鞍の手入れはどのくらいの間隔でやっているの?
毎回は、面倒よね。とか、
あの人の乗馬ブーツはいつもぴかぴかね。
奥さんがいつも磨いているのよ。
なあんて。
確かに道具の手入れは大変ですが、考え方によって、
手入れの時間を楽しい時間にできると思うのです。
僕は、かなりのめんどくさがり屋です。
よくヨメから「ずぼら」だと注意されるのですが、
乗馬道具の手入れだけは、毎回楽しくせっせと出来ています。
答えは簡単です。
手入れを好きになればよいのです。
よごれているものが、きれいになると、
なにしろ気持ちが良いし、気分が良くなります。
そして、道具がきれいなまま、長持ちするのです。
こんなに良いことはありません。
乗馬では、特に革製品を多く使っているので、
革製品は手入れによって、革が柔らかくなって
使用感がとても良くなるのです。
ブーツなんかはどんどん足になじむというか、
フィット感が日ごとに良くなってくるのです。
そうやって、ひとつひとつの物に対する愛着がわいてくるのです。
もっと大切に使おうという気持ちになってくるのです。
以前にも乗馬の楽しさを、
鉄道が好きな人に例えてお伝えしました。
鉄道好きには、乗り鉄、撮り鉄なんかが有名ですよね。
乗馬好きには、乗るのはもちろん、写真を撮ったり、
動画を撮ったりしますが、乗る前から楽しみがあるのです。
馬ににんじんなどのおやつ(これはオプションです)や
水分を与えたり、
乗る前の準備があります。
馬を馬房から出してくると、まず、ブラシングから始まります。
一通りきれいになると、ゼッケンや鞍などを馬に装備します。
この装備もまた楽しいんです。
馬の脚のプロテクターや脚巻きなどを装着することがあります。
そして、手綱やハミを装着します。
ひとつひとつの装備をしっかりして、やっと騎乗になるのです。
乗った後の手入れや、道具の後始末に道具の手入れもあります。
道具の手入れが好きになれば、
楽しい時間がどんどん増えてきます。
乗馬の楽しみは、乗っている時だけではなく、
乗る前も、乗った後も楽しみがあるところがいいなあと
僕は強く思うのです。
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