レッスンでの主従関係が今まではあんずが上だったのが、ヨメが主導権をにぎるところにきています。
馬から降りている時には、どれだけ愛情を注いでも問題ないのですが、騎乗中は違うのです。
ここがポイントですが、今が正念場のヨメです。
主従関係をはっきりさせる重要性
ぼくたちが通っている乗馬クラブの方針は、騎乗中でない時には馬をどれだけかわいがっても全く問題がありません。
ところが騎乗中は別で、馬と乗り手はしっかりと主従関係を分けなけれればいけないのです。
というのも、これは乗馬の基本なんですね。
乗馬の時には、馬は人の言うことを聞かなければなりません。
そうでなければ、ハミ受けはもとより安全な乗馬などできるわけがありません。
あまり大きな声では言えませんが、以前のヨメはインストラクターが鞭の指示を出しても「イヤです!」と言って、あんずへの鞭を拒否していたのです!
嫌です!
そんな時代もあったのですが、今はしっかりと主従関係をはっきりさせるための騎乗を日々繰り返しています。
甘えん坊のあんず
幼い時に甘やかされて育ったのか分かりませんが、あんずはかなりのワガママな性格です。
この部分はヨメに似たと思うですが、これを言うとボクは
テメー何いってんだよ!
どこの家でもヨメが強いと思うのですが、ウチは特別にヨメが強いのです!
知ってるよ!
馬はそれぞれカラダの特徴があります
あんずはカラダのフレームが右にヨレる傾向があるのです。
馬の習性として、人を乗せていても馬は自分の楽なポジションをキープしようとします。
この部分を「違うよ!」と教えて修正しなければ素直にハミ受けが出来ないのです。
修正することは、調教することになるのですが、この伝え方が微妙なところなのです。はい。
ヨメはかなり上手な乗り手なのですが、実はこっそり家でのトレーニングがあったのです。
ボクに馬乗りになって「騎座はこうやるんだろ!」と言って試したりします。
別の時には、ボクに馬乗りの状態で鞭の使い方を「こうだろ!間違ってる?」などと実験するのです。
人には言えない乗馬の苦労がボクにもあるのです。皆さんはいかがですか?
あ、やっぱり。ウチだけですね・・・
ボクがいつも乗っている馬も「左にヨレるクセ」があって、自分の楽なフレームへと逃げる傾向があるのです。
馬房や洗い場にいる時にはとてもおとなしくてかわいいのですが、馬場に出ると意外に頑固ちゃんなのです。
それでもいろんなやり取りを繰り返して意思の疎通ができるようにコンタクトを取るのです。
最近はこの作業がとても楽しく感じることが出来るようになったので、いつも笑顔で騎乗が出来るようになったかなと思っています。
目標が大事ですよね
ヨメもボクも、本当に楽しい馬とのやり取りが出来るように特訓中ですが、次の着地地点が見えてきているのです。
乗馬を初めて間もない頃は、初心者なので先が見えない時間がたくさんあって難儀しました。
でも、経験を積んてくると、ある程度先が見えてきます。
設定した目標やゴールラインに向かって進む楽しさも増えてくるのです。
ライセンスを目標にしたり、経路を覚えたり、色々目標をつくることができますよね。
そんな中でもたまに感じるのが、やっぱり馬も「その日によってコンディションが違う」ということです。
特に中間種。中でも牝馬は日によって気分が違うのです。ご機嫌ナナメな時があったり、素直でびっくりの時もあったり日替わりで状況が違うのです。
初めてこの違いを体験した時には本当にびっくりしました。
馬には毎回びっくりさせられたり、笑わせてもらったりすることが多いですよね。
そんな付き合いをこれからもたくさん続けて行きたいと思っています。
乗馬は本当に楽しくて奥が深いですよ!
コメント
先日、馬について検索してるときに読ませて頂きました‼️
私も今年の初めに北海道で1歳の牝馬との出会いがあり、とても楽しく読ませて頂きました‼️
今後もあんずと奥様の関わりを綴って下さい!
松本さま、はじめまして母ちゃんです。
父ちゃんの拙いブログにコメントをいただきありがとうございます。
あんずのブログとか言いながら…自分のレッスンのこととか書いたりするので「あんずのブログだろ!」とチクリと言うのですが…(ーー;)
あんずと母ちゃんの様子は端からみたら…「甘すぎぃ~」という評価だと思うのですが…メンコクて、メンコクて仕方ありません。
松本さまが北海道で出会われた1歳の牝馬ちゃんが幸せに暮らせるようにと陰ながら応援させていただきます!
松本様
こんにちは。はじめまして。どさんこPです。
コメントありがとうございました。
1歳の牝馬との出会い、興味があります。想像するに、劇的な出会いだったのでしょうね。
馬って本当に「何か」を持ってますよね。
時として、馬との出会いがその人の人生を変える出来事になるケースもありますよね。
キタサンブラックとサブちゃんがそうだったように。。。
たぶん牧場の方も喜んでくださるような出会いだったのでしょうね。
これからも馬との関わりは大切にしたいものです。
ヨメもますますパワーアップしていますので、ボクも体力をつけないと持たないので心配な所です。
これからもどうぞ「人生はこれから」をよろしくお願いします。それではまた。