乗馬は楽しい。
なぜかというと、感情が豊かで体が温かい馬と一緒に行動する。というところがいい。
僕たち夫婦にはこどもがいないので、
自分のこどもに対するように接しているのかもしれない。
たとえば、まっすぐに歩いてくれないときなんかは
もうちょっとしっかり歩いてね!しっかり!
と、励ます。
それができたら、
「よ~しようし!よおくできた。えらいえらい!」
と言いながらたてがみをなでたり、首筋をポンポン軽くたたいてほめてやる。
馬が上手にできたら自分もうれしくなる。
指示に従ってくれたらどんどんほめてやる。
できなければ、もう一回やってみ!
というような、親心でいればますます楽しい。
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お互いに感情を持っている者同士だから、思いやりがないのはすぐにばれる。
こどもとにているな、と思うのは、
どこまで悪さしたら、許してくれるのかを試してくるところなんか、そっくりだ。
とっても素直で従順な馬もたまにはいるが、どの馬も個性があって面白い。
お互いに、生きているし、意思の疎通ができたりできなかったり。
本当は、馬から教わることが多いのだ。
自分が不安な気持ちでいると、必ず馬に伝わるのだ。
逆に、自分が調子がいいと、馬も反応が良いのだ。
これだから毎回たくさんの発見がある。
毎回乗馬のレッスンが終わると
その日のうちに騎乗日誌をつけている。
もう4冊目だ。
発見がいっぱい記された、僕の宝物になっている。
自分のこころが鏡のように映されるような、そんな反応が返ってくると、
馬の瞳はいつもよりもとても澄んだものに見えてくるのだ。
やっぱり馬が好きだ。
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コメント
お馬さんの体はとても温かく、
そして瞳はとても優しくて、
心が疲れた時に、本当に癒されます。
いつかはお馬さんに負担をかけず、
お馬さんと心が通い合うような
そんな乗り手になれるといいなぁ。
私もお馬さんが大好きです。
晃ちゃんママさま
レッスンの日の朝、調子がすぐれなくて、行くのを躊躇していても、
馬の顔を見ると、すぐに元気が出ますよね。
昔の人たちが、お世話になった馬たちを
馬頭観音としてお祀りしたのもわかるような気がします。