馬との出会いが私達夫婦の人生を変えた！養老馬になった馬のこと

先日はあんずの21歳の誕生日

毎年あんずと一緒にお祝いができる幸せを感じています

あんずと出会って19年
途中、数年間の消息不明の期間もありました

いろいろあって再会することができました
その後、10年かかってやっとあんずを自馬にすることができました

あんずが自馬になって２回目の誕生日です！

あんずの近況をお知らせします

★最近のあんずの状態をお伝えしますね

あんずの肢には先天的な問題点がありました

あんずは生まれつき右前肢の爪の形が通常よりも立っていて
歩くのが少しだけ窮屈な牝馬だったのです

それでも仔馬の時からずっと
毎日毎日多くの人を乗せて働いてきました

数年前から肢の状態が目に見えて不調になったのです

乗用馬の現役引退と養老牧場への転厩

このような経緯から
僕たち夫婦はあんずを現役から引退させることにしました

それで、余生をゆっくり過ごせる養老牧場に預託したのです
今はもう鞍をつけることなく毎日牧草をゆっくり食べて過ごしています

最近は、顔の表情も以前よりおだやかになりました
かじったり蹴ったりすることも、ほとんどなくなりました

それよりも、前より甘えるしぐさが多くなりました

あんずが毎日安心しながら過ごせる環境にいられることを感謝しています

★あんずとのかかわりは19年目　これまでの詳細

（上の写真は2歳時のあんず）

あんずとの出会いは、あんずが２歳の時
日高ケンタッキー・ファームでした

日高ケンタッキー・ファームというと
アメリカの西部劇のような環境を再現しながら
馬を売りにした大型のテーマパークとして作られました

ログハウスのキャビンや食堂、センターハウスなどが敷地内に点在している
今でいうグランピングのような施設が売りでした

人生はこれから！

思い出の『日高ケンタッキーファーム』

https://hidakakonbu.net/kangae/anzu-134

 今の季節、馬産地では毎日出産が続いていることでしょう。私の知り合いの牧場関係者も、緊急の夜間呼び出しが多くなったのだそうです。馬のように、外敵から身を守るには「走って逃げる」方法しか選べない動物は、出産の時間帯も外敵が寝静まっている真夜中が多いと聞きました。 馬産地の皆さんは、体調にご注意くださいね。  あんずが幼かった頃に住んでいた、今はもうない北海道の観光牧場は、当時多くの観光客で賑わっていました。競馬ブームも盛り上がって、馬産地は毎年多くの観光客が訪れるようになってい...

あんずとの出会い

あんずとの出会いは、ヨメの一目ぼれが始まりです
洗い場につながれたあんずを一目見た時から
ヨメはあんずのそばから離れなかったんです

2004年のこの出会いから、
毎年夏にはあんずに会いに北海道へ
夫婦そろって出かけました

ところが

2008年に
突然日高ケンタッキー・ファームが閉鎖となり
あんずとは音信不通になってしまったのです

その後数年間、あんずを必死で探し続けていたのです

探し続けた経緯は下記の記事に詳しく！

人生はこれから！

ある馬との特別な出会い＜その２＞

https://hidakakonbu.net/jyouba/jyouba-4

  僕がヨメに惚れた場所であり、ヨメが特別な馬と出会った場所の「日高ケンタッキー・ファーム」ですが、実は２００３年に一度自己破産しており、２００８年の１２月３１日で閉園してしまっていたのです。 このことを知ったのが、閉園後の春だったと記憶しています。 僕たち夫婦の特別の場所でもあるし、ヨメが大好きで毎年会うのを楽しみにしていた牝馬の「あんず」が心配で、特にヨメがかなりショックを受けていました。  普段、のんびりしていて何をするにもスロー・ペースな僕が、めずらしく、ネッ...

あんずとの再会

奇跡的にもあんずの行き先が判明し
再会することができたのです

人生はこれから！

ある馬との特別な出会い＜その１＞

https://hidakakonbu.net/jyouba/jyouba-3

 ヨメと一緒になる前の話です。ヨメと初めて親しくなった日高の牧場に、運命の出会いとなった牝馬がいたのです。ボクはヨメと出会う幸運とあんずという大切な馬と出会う幸運を一度に手に入れることができたのです。そのことを記してみます。ヨメとの出会い１０年近く前のことです。 僕が北海道旅行のツアーに参加した時に、たまたまヨメさんも同じツアーに参加していました。 ツアーの途中で、日高にある観光牧場のコテージに宿泊しました。高齢者が多い中、若い部類の者が集まって盛り上がり、２次会に突入というのは...

あんずはたくさんの人と関わりながら
たくましく生きてきました

北海道、鹿児島県、兵庫県、京都府と環境を変えながら
現在は滋賀県の養老牧場でゆっくりとした時間を過ごしています

人生はこれから！

「あんず」という馬

https://hidakakonbu.net/kangae/anzu-25

 ある人との出会いが、その人の一生を変えることがあるように、ある馬との出会いが、僕たち夫婦の生活を変えようとしているのです。 ・・・というよりも、もう僕たちの生活は変わりました。   その馬は「あんず」という名前です。日高の新冠町にある、小さな牧場で生まれました。 生まれた直後から、母親のモミジのあとを追って何度も外乗について回りました。その後、日高の「ケンタッキーファーム」という観光牧場で第２の人生を送ることになりました。 ６歳の頃、観光不況の中、この観光牧場は...

まとめ

馬との出会いが私達夫婦の人生を変えました

出会いはやがて趣味を通り越し、馬と人とのきずなを結ぶことができる関係になったのです

馬とかかわることで、私達は自分自身を超えることができ、新しい挑戦や経験に対する勇気を得たのです

そして、馬に対する愛情は生活の一部となり、私達自身が成長するための原動力になっているのです

このブログでは、馬とのパートナーシップを通じて学んだことや感じたことを、あなたと共有していこうと考えております