ここは、知る人ぞ知る、北海道登別にある
北日本乗馬サービス「バンダナ」さんです。
マスターのFさんが経営している
動物好きには夢のような乗馬クラブです。
なぜ「夢のような」と言いますと、
そこには動物たちがたくさんいるのです。
犬や猫はもちろんですが、
居候の羊の一家が楽しませてくれます。
今は遊びたいさかりの仔羊がたくさんいて、
乗馬のお客さんにもじゃれあってくるのが楽しいのです。
この羊はサフォーク種で、顔だけ黒くてかわいいのです。
さらに、ミニチュアポニーがたくさんいます。
もちろん馬もたくさんいますよ。
ここの馬たちはしっかりと食事をしているのか
あまり道草はしないようです。
というよりも、道草するよりも
走るのが大好きな馬たちだったのかもしれません。
調教はウエスタンスタイルで、
基本はルーズレインで片手手綱です。
ボクはずっと両手で手綱をもっていましたが。
連休中にもかかわらず、
予約なしで行きました。
直接経営者のFさんにお話しして、
翌日でも翌々日でも乗れるといいかな、位に考えていました。
行ったのがたまたま午前中で、予約が空いていたので
駈歩外乗をお願いしました。
ちょうど馬装前だったので、
ちょっとした手入れだけさせてもらいました。
なんと、ヨメはファッションブーツで登場しました。
ここは何年も前から度々訪問している乗馬クラブで、
何度か外乗しているところです。
最初に行ったのが数年前で、
母親に乗馬の話をしていると、
ある時に自分から「乗りたい」ということで
帰省した時にいつかは連れて行こうと考えていたのです。
チャンスが来て、
引き馬だけさせてもらったのですが、
僕が乗馬をしているので、
「息子さん、引いてもいいよ」ということになり、
おふくろを馬に乗せて牧場内の馬場を何周か引いて回りました。
後で母親は、このことがとても嬉しかったらしく
兄弟みんなに話していたそうで、良かったです。
馬のおかげで親孝行が出来たので、とても喜んでいます。
その後、しばらくして外乗に出かけると、
「親孝行の息子さん」のように覚えてくださっていて
ちょっと照れくさかったのを覚えています。
さてさて、外乗です。
丸馬場へ移動し、馬とのコンタクトです。
反応の良い馬のようです。
広い馬場へ出てもうひとチェックです。
いい感じになってきました。
さあ外乗です。
馬場を出ると、もう目の前に大草原が広がっています。
遠くに雪を抱いたオロフレの山々を見ながら
大草原を元気よく常歩で進みます。
エンジンがかかってくると、常歩から速歩です。
この日は風が強く、体感速度も速くなってきます。
先頭のFさんの馬が駈歩に移ると
それぞれの馬が頭を低くして駈歩です。
というよりも、襲歩です。
大草原を駈ける駈ける!
しばらく走ってから常歩に戻すと
かなり横をヨメが「ホー」と言いながら
かなりの速度で駈けています。
ヨメの馬が、駈歩外乗が久しぶりだったようで
馬が走りたくて走りたくてしょうがなかったようです。
これを見たFさんが言うには
「奥さん、かなり乗れてますね」ということでした。
すぐに戻ってきたヨメはニコニコ顔で
「楽しい楽しい」と言っています。
ボクはと言えば、駈歩の最中に
片方の鐙がぬげてしまったりしましたが
そこはなんとか持ち直していました(笑)
普段のレッスンの成果がモロに現れる外乗。
いつもやっているレッスンがいかに大事か
ということを思い出される外乗です。
本当に楽しい楽しい外乗です。
ヨメはここ「バンダナ」さんがとても気に入ったらしく
「また来たいね。」と言っています。
皆さんも北海道へ行くことがあれば
こちらも利用されてはいかがでしょうか。
詳しくは下記のリンクをクリックしてみてください。
気さくなマスターのFさんが笑顔で対応してくださいます。
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