昨日は乗馬のあとで京都競馬場へ行ってきました。
目的は『2017年 京都ハイジャンプ(J・GⅡ)』の応援です。もちろん、中年の星ジョッキーの熊沢重文さんを応援するためです。ヨメは高田潤騎手を応援していました。
8番のマドリードカフェに騎乗の熊沢重文ジョッキー(1番人気)と10番のルペールノエルに騎乗の高田潤ジョッキー(2番人気)を中心に写真やムービーを撮っていたところ、パドックで、とても珍しい映像が撮れました。
パドックで熊さん騎乗後すぐの『盛り塩』の場面です。
最近のパドックではほとんど見かけなくなりましたが、とても珍しくなった場面を目撃できて感激でした。
人馬ともに無事に走ってくることができるようにと、「安全祈願の縁起担ぎ」といったもので、先人たちから受け継いだ伝統ということだと思います。
こういう昔からの伝統を大切にすることは本当に良いことだとボクは思うのです。熊さんだけで終わらないように願っています。
(熊さんのブーツには熊さんが!)
ヨメが応援していた10番のルペールノエルの高田潤ジョッキーは、1周目4号障害〔いけ垣〕着地時に馬がつまずき、騎手が落馬したため競走中止となったんです。
ルペールノエル号は騎手を振り落とした後、何事もなく先頭で疾走していました。そして他の馬とは離れてスタンド前へ全速力で来てくれました。
カラ馬がスタンド前の芝コースを全速力で駆け抜けていった時にはスタンドから大歓声があがりました。しかも2周も走ってくれたので、2回も大歓声があがったのです。
幸いにジョッキーに怪我はなかったようで、今日の京都4レースの障害未勝利にも高田潤騎手は出ていたのでホッとしていました。
でも、必死でカラ馬を追いかける厩務員さんの姿が遠くに見えて、とても心配になりました。
何事もないようにいつも心をかけてお世話をしてきた馬だから、必死で走っていたのだと思います。厩舎スタッフの皆さんのこれからのご活躍を陰ながら応援しています。
熊沢重文騎手のマドリードカフェはぶっちぎりでの勝利でした。同じおじさんのボクは大喜びです。表彰式の後でファンのサインにしっかりと応えていた姿が印象的でした。
J・G2の表彰式
汗だくでサインに応える熊さん
いつまでも元気で騎乗できますように!
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