自然と動物と人

結婚する何年か前のことです。

毎日忙しく働いていたある日のこと、

車を運転していて、やけに目が疲れているなと感じていました。

なぜだか外の草木の緑色が、とてもまぶしく感じたことがありました。

その時、はっとしたのが、

仕事ばかりしていて、自然の緑なんかに目を向けることなんか、

全然していなかったな、と強く思ったのです。

やばい、このままでは病気になってしまう。

と考えた僕は、無理やり休みを取ってキャンプ道具とカヌーを車に乗せて、

田舎の小さな湖のほとりで何日かキャンプをしました。

北海道の田舎で生まれ育った僕は、定期的に自然と触れ合わないと、

ストレスのかたまりのようになってしまいます。

都会で暮らすようになってもう何年も経つのですが、

緑の木立の中にある乗馬クラブで、毎週馬に乗ることができる。

これはもう本当に幸せなことです。

しかも、気のいいスタッフの方々が、馬を一頭一頭大切に扱っていて、

見ているだけで嬉しくなります。

都会の暮らしに疲れた時には、

自然や動物に触れることを忘れてはいけないな、

と、あらためて感じています。

自然と動物と人。大切なものですね。