古くからの競馬ファンの方にはおなじみの、トウカイテイオー。
先日、天国に召されていきました。
最近になって、社台スタリオンステーションにお墓が建てられました。
そこにはお花と人参が絶えずそなえられているんです。
人々に愛された馬。
馬は話すことができませんが、多くのことを人々に教えてくれるのです。
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努力をする馬は、誰からも愛されるのです!
引退レースとなった有馬記念は、テレビの前で観戦していました。
1993年 有馬記念 トウカイテイオー
ゴール直前からは涙があふれて止まらなくなりました。
度重なるけがや骨折との戦い。 そして復帰明けになる一年ぶりの引退レースがG1。
さらに、ゴール前の最後の直線では、なんと手前を換えているのです。
勝利ジョッキーがインタビューで言った言葉が心にのこっています。
「今日は彼自身の勝利です!」と。
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人もそうなのです!大切なことを教えてくれた厩務員さん!
今年の2月に、乗馬クラブでお世話になった、
ある厩務員さんが仕事を辞められた。
寡黙で裏方に徹して働く姿に、
どれだけ励まされ、勇気づけられたことか。
ほんのたまに、馬房の片隅でかわす
さりげない一言に 僕もヨメも、力をもらっていました。
急にやめられた とのことだったので、
場長にお願いしてお礼の手紙と、
その方が大好きだったトウカイテイオーを
羊毛フェルトで作って送って差し上げました。
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急いで作ったので、上手ではないですが、
ひと針ひと針 心を込めて作りました。
するとすぐに、お礼の返事がきました。
手紙と一緒に、僕たち夫婦と馬が一緒の、素敵なイラストが入っていました。
感謝のひととき
その日の夜は、ふたりで静かにその方のことを思い出していました。
僕の一番好きな競走馬も トウカイテイオー なのです。
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