ある馬との特別な出会い<その4>

 

あんずの行方が分からなくなってからしばらくすると、

ヨメもだんだん元気がなくなってきました。

 

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このままでは病気になってしまいそうだと感じた僕は、

ネット上で探していたことに加えて、電話であちこち尋ねることにしました。

 

 

 

手始めに、日高ケンタッキー・ファームのあった日高町の役場へ

とりあえず聞いてみることにしたのです。

・・・正直なところ、あまり期待はしていませんでした。

 

自分はこういう者で、ある馬を探していること、この馬とのかかわり、そしてヨメの状況などを正直にお伝えしました。

 

プリント

 

すると、係りの方に電話を取り次いでくださり、

行政が関わっていることや、清算事業を進めていること、

そして、清算事業の代表者である町議会議員の方の連絡先まで教えてくださいました。

 

 

かなり後になって分かったことですが、

各自治体にある、議会の議事録は、その多くはネットからPDFで閲覧することができるのです。そして、PDF内の文書について、検索することも可能なのですね。

 

日高町と、日高ケンタッキー・ファームとの関係も、これまでの経緯も詳しく議事録で閲覧することができました。

 

そうして前の記事にあるように、どんどん所在がはっきりとしてきたのです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

あんずが霧島ホーストラストにいることが判明してからのことです。

 

最初に連絡が取れて、所在が分かってからだいたい半年後に

ブログに写真が紹介されないので、細心の注意を払いながら

電話で元気でいるのかをお尋ねしたところ、「元気です」とのことだったので

それ以上のことを詳しく聞くことができなかったのです。

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元気でいる、ということだったのに

なぜか「ブログにも写真が掲載されないね」と、ヨメと僕はいつも話していました。

 

そうやって時間だけが過ぎていったのです。

 

 

僕たちは霧島へ、なかなか行くチャンスがないままに時間だけが過ぎていくのでした。

 

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最後に電話で確認を取ってから、かなり後のことになります。

毎日心配な思いを訴えるヨメに、僕が「霧島のKさんにメールしてみたら?」

と、提案しました。

 

何度目かの提案で、やっとヨメがKさんにメールをしたところ

数日後に返事が来ました。

 

あんずのお母さんに種付けしたのはKさんだということ。

あんずの父親の名前も教えてくれました。

また、あんずのことは、ちゃんとみていたということ。

あんずは兵庫県の乗馬クラブに行ったということ。

この乗馬クラブの経営者は京都にいるということ。

そして、兵庫県の乗馬クラブから、現在は京都の乗馬クラブに

移ったのではないか、ということ。

会いにいってやってくださいね、

 

 

という返事が送られてきたのです。

 

 

この返事をいただいてから、ヨメと僕は吠えて叫んで喜びました。

 

あんずが京都にいる!僕たちの住んでいる京都にいる!

北海道から九州の鹿児島に行って、兵庫県の淡路島へ移って、

最後に一番近い、京都に来た!

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「こんなことって、あるんだね」と、何度も言い合いました。

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その日から数日後に、ちょうど乗馬の技術試験があったのですが、

4級の試験に合格した直後に、僕たちが通っていた乗馬クラブから

車で30分くらいの場所にある、乗馬クラブへ「あんず」に会いに行きました。

 

そこで、運命の再会があったのです。

 

 

 

 

4 Responses to “ある馬との特別な出会い<その4>”

  1. くまみ より:

    馬っていろんな遠くに行くんだねえと思ったら
    京都!すごいww来た来た来たよ

    次回は 再会できるのかな 楽しみ!

    • どさんこP より:

      こんにちは。

      有名な競走馬は別にして、

      馬は流通の途中で行方不明になるのが普通です。

      今回のように、行先が判明するのは本当にまれなことなんです。

      奇跡的という言葉を使っても良いと思っています。

  2. こんばんは!ぽよぽよだぽよ♪

    話の展開がいつもすごい
    興味を引きますね(; ̄Θ ̄A アセアセ

    しかし、馬のことを知らないけど
    いろいろなとこに行くんですね。

    次が楽しみです^^

    • どさんこP より:

      こんにちは。

      時系列がこんがらがってきますが、

      探し回るのに、必死だったんです。

      僕もあちこちに引き取られるなんて全然考えてもいませんでした。

      生きているのは本当にまれで、お肉になるのが普通のことのようです。

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プロフィール



僕が50歳になり、ヨメと一緒に乗馬を始めました

愛馬と一緒のセカンドライフを目指しています

病気やケガもありましたが、夫婦2人で楽しんでいます

色々あったことや、考えたことをつづります

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